奈良県内の政治経済情報を深掘

2020.11.9掲載  コラム「而今」
 ミヤコ蝶々の相方・南都雄二の芸名は、蝶々さんがよく「これなんという字」と聞いたからと言われているし、蝶々さんの自伝にもそう書いてある▼真相は夢路いとしさんが名付けたもの。雄二さんは元村野とんぼだった。相方がミヤコでこちらは村野。どうも見劣りがすると思った。そこでいとしさんに相談した▼いとしさんは、ミヤコは京都だけやない奈良の南都もある、と上を決めた。下は本人が東宝の堀雄二が好きだというので、「南都雄二」になった次第。因みにいとしさんは、ファンだった月丘夢路から勝手にもらったと本人が述べている▼隣の大阪では都構想が否定された。維新の看板政策だっただけに関係者のショックは大きいだろう。小欄からすればそもそも、都構想というネーミングが頂けない▼意味も不明、東京への対抗策だとしてもイマイチ。なぜそんなに都にこだわったのかも分からない。奈良なら南都構想でいけるだろうが、大阪が都とは、歴史的にも違和感がある▼いっそ「大阪商都」構想のほうが良かったのではないか。賛成票はショートだったけれど。 (耕)
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