奈良県内の政治経済情報を深掘

2022.3.7掲載  コラム「而今」
 新型コロナウイルス感染症拡大の影響から、ウェブ会議やオンラインでの疑似観光など、インターネットを通したコミュニケーションツールの使用が当たり前になってきている▼ウェブ会議は、ネットにつなげる環境であればどこにいても会議に参加できるため、「以前よりも物事がスムーズに進むようになった」という話を聞く一方で、「設定が必要で煩わしい」という声も▼また感染対策として、各種イベントでライブ配信も実施されている。現在、東大寺で行われているお水取りも12日からライブ中継を予定している▼オンライン配信は子どもたちにも、より身近なものに。GIGAスクール構想として県内生徒一人一台にタブレット端末を配布。コロナ禍の休校中でも、タブレットに導入されているライブ配信アプリを使い、自宅で授業を受けている▼便利な半面、使い方を間違えれば危険も。自身の顔を出して配信することが当たり前になった今の子どもたちへ、正しい取り扱い方とリスクもしっかりと教えることが必要。大人ですら誤った使用をするのだから。  (梅)
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