宇陀市の保養センター「美榛（みはる）苑」の運営などをめぐり、高見省次市長（59）との対立が強まっている宇陀市議会（定数14）は24日、高見市長に対する不信任決議案を賛成多数で可決した。高見市長は10日以内に限り議会を解散することができ、過ぎれば自動失職する。一方、次期市長選の候補予定者として、宇陀市出身の県知事特命参与の金剛一智氏（62）の名が急浮上しており、擁立に向けた動きが加速するものとみられる。

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