奈良県内の政治経済情報を深掘

2020.9.7

川上村4年後に保・小中一体の村内産木造3階建て新学舎 伐採見学会に小中学生80人参加

 川上村は、4年後の令和6(2024)年4月に保育園と小中の義務教育学校を一つ屋根に集める学舎の開設を目指し、着々と準備を進めている。同村の魅力は子育て世代の移住者が増え、教育の充実が図られていること。新学舎は全国的に見ても珍しい木造3階建てで、建材は「日本3大人口美林」の一つとされる村内の森林からすべて調達。「吉野林業」500年の歴史を教育の場に残し継承する狙いがある。特に同村出身で「吉野林業の父」と称される土倉庄三郎(1840~1917)が教育にも熱心であったことから、その偉業を学ぶための一環として、8月26日、小中学生ら約80人を招いて、新学舎に使用する建材の伐採見学会を催した。


[ 続きは紙面でごらんください ]

menu
information