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2020.11.30

もものすけかぶ 生のまま軟らかい食感に人気

 県内最大級の個人農家を経営する五條市滝町359、益田農園の益田吉仁さん(44)は、明治維新の魁(さきがけ)と言われる天誅組の橋本若狭の子孫にあたる。時代の流れを読み、行動する知力は代々受け継がれているかのよう、拡大した農地の作付面積は周辺10カ所に13㌶、甲子園3・4個分に匹敵する。現在、8種類の作物の栽培を手掛ける。中でも注目を集めているのが、「もものすけかぶ」というカブ。果物のモモのように皮がむけ、柔らかくそのまま生で食べられ、重宝がられている。収穫時期が最盛期となり、妻の幸子さん(47)や従業員らと共に忙しい日々を送る益田さんに話を聞いた。

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