奈良県内の政治経済情報を深掘

2021.10.31

【奈良政経新聞速報】

当選確実
比例奥野氏
県2区、高市氏
県3区、田野瀬氏
県1区は開票続く激戦

 第49回衆院総選挙はきょう10月31日に投開票され、比例近畿ブロックで立候補した自民党前職・奥野信亮氏が当選を確実にした。奈良県2区は自民党前職の高市早苗氏が、また県3区は無所属前職の田野瀬太道氏が早々に当選を確実にした。立憲民主党の馬淵澄夫氏と、自民党の小林茂樹氏の激戦が伝えられる県1区は午後9時20分現在、開票作業が続いており当確は出ていない。投票率は県全体で56・51%(前回55・66%)だった。

 県2区から立候補した高市氏は、大和郡山市横田町に選挙事務所を構え、投票が締め切られる午後8時前から近隣市町村長や県議らをはじめ、支持者ら約200人が集まって吉報を待った。  午後8時7分、出口調査の結果などから当選確実がの知らせが伝えられると、大きな拍手が起こった。党要職の政務調査会長を務める高市氏は東京都で党務に当たっているため不在。等身大の高市氏のパネルを囲んで万歳三唱になった。

 自民党を離党して県3区から無所属で立候補した田野瀬氏は橿原市久米町の選挙事務所で、区内の市町村長、県議らが集まり、当確を待った。開票が締め切られた午後8時、早々に当確が伝えられると、秋本登志嗣県議の音頭で万歳三唱。
 田野瀬氏は「今回の選挙は、政党としての活動はできなかった。それだけに必死になり、650カ所、1万6000人の方と街頭演説させていただいた。22市町村が前向いて頑張れと言っていただいた。22通りのまちづくりを、私が国との橋渡し役となってやっていきます」と喜びを語った。 


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