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2025.6.15

【奈良政経新聞速報】16年ぶりの広陵町長選、元町議新人同士の一騎打ちを吉村氏が制す

 16年ぶりの選挙戦になった任期満了に伴う広陵町長選は、15日に投開票され、現職から後継指名を受けた元町議で新人の吉村裕之氏(55)=無所属=が7439票を獲得し、5344票を獲得した元町議で新人の千北慎也氏(31)=無所属=を退けて、初当選を果たした。
 疋相に構えた当選発表会場では、近隣首長や吉村氏を支援した町議をはじめ、支援者らが集まり、開票結果を待った。午後11時を過ぎたころ、陣営に当選の一報が告げられると、支援者らの拍手であふれた。
 その後、吉村氏は集まった支援者らと万歳三唱し、初当選の喜びを分かち合った。
 吉村氏は「住民の皆さんから次を任せるぞという言葉を、きょうこういう形でいただいたと感じている。誰もが誰にでもやさしくでるまちは成長するんだという発展モデルを作りたい。山村町長の後継者として、これまでの事業や良い部分を引き継ぎ、さらに良いまちに発展させていきたい」と語った



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